第29回全国町並みゼミ八女福島大会―未来へ継承するぞ 町並み文化―    に参加して。-金澤町家研究会-

金澤町家研究会

第29回全国町並みゼミに参加してきました

第29回全国町並みゼミ八女福島大会
―未来へ継承するぞ 町並み文化― に参加して。

金澤町家研究会会員 本多義忠

みなさん八女市ってご存知ですか。福岡県にあり福岡駅から特急で30分程の熊 本県よりの街です。この八女市で行われたNPO法人全国町並み保存連盟主催 の全国町並みゼミは、重伝建地区を中心に全国58地区の代表・研究者等が集まる大会です。石川県ではNPO法人歴町センター大聖寺が連盟に加盟しています。私も初めての参加でしたのでとにかくたくさんの事を吸収して帰ろうと意気込んで参加しました。
  他のこのような大会と同じように、まず開会セレモニーから始まり基調講演・活動報告・交流会と進んで行きました。実は、大会の第一印象は重伝建地区の話が中心かなと思っていたら、結構まちづくり的な活動報告が多く私達の活動に通ずるものを感じました。
  NPO法人伊勢河崎まちづくり衆は、町の活性化の為に町並み・町家・空蔵を うまく活用したものでした。京町家情報センターは不動産から町家に迫った事 例で金沢にも導入できるものと感じました。
  二日目は、10の分類された各種分科会が用意された中で「空き町家等の保存活用と中心市街地の活力づくり」に出席しました。会場は300年経っている明永寺という所で行われました。この中で地元八女の「NPO八女町家再生応援団」は、市役所職員が中心になり一つずつ空き町家を活性化していてその取り組みに驚きました。また、「NPO法人鞆まちづくり工房」は、家主と利用者を独自に橋渡して不動産の枠を超えた活動でした。
  午後からは、町並み見学という事で八女の街を歩きました。八女は元は城下町で街道が城下の周辺を通っており何か金沢に似た街の形状を感じました。町家は、金沢のものとは形式が少し違い九州の気候・風土が色濃く反映しているようでした。
  金沢に住んでいるとその町並みが当たり前に感じてしまいますが、ふと旅をして訪れた街と金沢を比較してみると金沢には町家がまだまだ存在している事を思います。その一つ一つの町家は、歴史・文化を住まう人と一緒に造って来たのだと思っています。姿だけでなく、そんな住文化も含めて継承・活用していける街にならないかと帰りの電車の中で思った「全国町並みゼミ」でした。

・八女福島の町並み
八女福島の町並み
・八女福島の町家
八女福島の町家
・町家内部の襖
町家内部の襖

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